このページでは、これまで私が体験してきた「催眠体験記」を掲載します。
この体験のほとんどは、矢野惣一さんが主催する「問題解決セラピスト養成講座」で体験したものです。
詳しい内容はこちらで
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| 辛い過去を書き換えて楽になろう！（ビデオ再現法） |
思い出すと胸がぎゅっと痛くなる過去のできことはありませんか？
考えたくないのに、辛い場面が何度も何度も思い浮かんできて苦しくなることはありませんか？
そんな時に、この技法は驚くべき効果を発揮します。
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私は、20年も前に、ある会議で、自分の意見に対してみんなが大反対し、その反論に深く傷ついたことを突然思い出しました。その時の場面が頭に浮かぶと、みんなに責められたつらさと誰も自分のことを理解してくれないという寂しさがよみがえり、涙が流れそうでした。
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これを自分が主人公の映画を見ているように、頭上のスクリーンに再現します。私は観客席に座ってそれを見ています。その場面が終わったら、今の上映されたシーンを早回しで巻き戻すのです。まるでビデオテープがキュルキュルと音を立てて、人が後ろ向きに歩いたり言葉が早口で何を言ってるか分からなくなるように、その辛かった過去の回想シーンを巻き戻します。
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次に、「本当はこうだったらよかったのに」という思い通りに、そのシーンを再現します。私の場合はこんなふうでした。
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その会議で、私が意見を言いました。みんなから大反対されるかもしれないと思いながらも、勇気を出して言いました。それに対して、ある人は「それはおかしい」と反論しました。でも、別の人は「おかしいかもしれないけど、今、豆子君がそうしたいという気持ちは分かったよ」と言ってくれました。
私は、その言葉が涙が出るほど嬉しく、私の気持ちを理解してくれてありがとうと思えました。
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この映像を何度も巻き戻して再生します。明るく、色鮮やかに大きく広げて再生します。
そして、観客席から立ち上がり、スクリーンに入っていって「理想の過去」の自分を体験してみます。
私の場合は
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思いきって意見を言ってみてよかった〜！分かってくれる人がいて安心した。緊張していた体の力がすっと抜け、胸に温かい感じがして、うつむいていた頭を上げて、姿勢がすっと楽になった。
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その感じを充分に味わいます。そうやって、満足するまで「理想の過去」を再生します。
すると、最初にそのシーンを思い浮かべたときのつらさや痛みが消えています。
もうその過去に「とらわれること」から解放されたのです。
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私は、この体験から辛い過去を書き換えるだけでなく、大きな気づきも得ました。
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それは、20年前の出来事を無意識に引きずってきたために、全く違う人間関係の中でも「誰も自分のことを理解してくれていない」という辛さが蘇り、不適切な反応（急にものすごく腹がたつなど）をしていたということです。
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この気づきを得て、私は現在の人間関係を良好なものに変えていくことができました。
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あなたの、その怒りや悲しみは、本当にいま目の前にいるその人に対して感じているものですか？
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